「後悔」をしてはいけません。なぜなら、
かつて、たくさんの女性と継続的に会う関係を持ち、話をするなかで特定の「残念だな」と思ってしまうタイプの女性がいた。
それは「いつまでも後悔する女性」だ。
「○○が売り切れなら、わざわざここまで食べに来なきゃきょかった。」
「あの時に、ああ言って彼を怒らせてしまった。あの一言がなければ別れなかった」
エトセトラ・・・
「あの時、ああしてれば」を繰り返す女性だ。
女性はなぜ、ネガティブな情報を貯めがちなのか、についてはここらへんの本を読んでほしい。
なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか エイリアン妻と共生するための15の戦略 (幻冬舎新書)
- 作者: 石蔵文信
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2014/09/27
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (3件) を見る
詳しくは別の機会に後回しにするが、要約して言おう。
進化の視点から人間を見ると、石器時代から変わっていない。
女性は男性の労働力(狩る力)に依存しているので、男性とのコミュニケーションは重要なのである。
男性から労働力を引き出すための交渉に有利になるため、交渉に有利なことは忘れないようにできている。
つまり、女性は「生物学的に」ネガティブな情報のストックに長けているのである。
今から話す内容は女性にだけ当てはまる話ではない。
自分が、なぜ「いつまでも後悔する人」を残念と思っているかについて述べ、解決策を提示したい。
人が何か過ちを犯したとき、割合は異なれど「後悔」の感情と「反省しなくては」という責任感が発生する。
この同時に発生する「後悔」と「反省」は似ていて違う。
【後悔】
《名・ス自他》
してしまった事について、後から悔やむこと。
【反省】
《名・ス他》
普通のとらえ方や自分の普段の行動・あり方を振り返って、それでよいか考えること。
この2つのことは同時に発生することが多く、時に意味が混同されることもあるが、全く異なる性質のものである。
後悔は「感情」にフォーカスされがちで、いつまでも戻らない時間に対して、「実は戻らないか」と思いを馳せるかのような、時間的にも、感情的にも後ろ向きな感情である。
反省は「事象」にフォーカスすることで、今後未来に起こるであることに対して、「あの時起きたことが、再び発生したら、こうしなくてはいけない」と思考する、時間的にも、感情的にも前向きな作業である。
「覆水盆に返らず」とはよく言ったもので、時間は巻き戻らない以上、後悔をし続ける限り、進歩はない。
進まない、停滞である。
もしくは、後退(精神的悪化など)につながる。
過去に起きたことは、変わりようがない。
今できることは、「いま」何かをして、「みらい」を変えることだけだ。
つまり、「後悔」は無意味以下なので、捨て得だし、
「反省」はし得なのである。
最後に、「後悔」を「反省」に変えるコツは、
「後悔」の気持ちを「客観的に分析」し、「解決策」を見つけ出すことだ。
「あの時、あの一言を言わなければ、彼とは別れなかったのに」という後悔から、
あの一言を「なぜ言ってしまったのか」、「当時の彼を理解できなかったのか」、「彼はどういう気持ちだったか」を分析しよう。
「なぜ言ってしまったのか」・・・イライラしていたのに、ドタキャンして謝らなかったから。
「当時の彼の気落ちを理解できなかった」・・・当時、仕事で失敗し、挽回しようと仕事をがんばっていた
「彼はどういう気持ちだったか」・・・彼も予定は楽しみにしていた。ドタキャンはちゃんとした理由があった可能性があったに違いない。
反省から得た教訓・・・人のドタキャンはきっと理由があるから、すぐに怒らない。理由を聞くまではやむを得ないことがあった前提で接するべき。
こういった風に考えてはいかがだろうか。
そして、あなたの人生の最期にはこう言ってほしい。
追記として、先日拝聴した「かほこママ」のVoicyがこの問題について語っており、ためになったので共有したい。
知らない人のために軽く触れておこう。
【Voicy】
個人がラジオ番組を配信できるサービス。
基本的にすべてのバックナンバーが聞ける。
【かほこママ】
中身はキッズライン社長「経沢香保子」だが、お友達関係という設定。
先日の放送「何事にも後悔してしまう自分を直したい」という便りに対するかほこママの回答が素晴らしかったので、是非とも皆さんにも聴いてもらいたい。